♪汽笛一声新橋を~♪ 新橋から全国に広がった鉄道網。日本の成長を大きく支えました。
明治5年10月14日、新橋~横浜に蒸気機関車が人を乗せて走りました。
履物を脱ぐ文化でしたので、脱いで乗ったら降りるときに困ったという冗談のような話もあります。
鉄道は日本の隅々まで延び、明治から昭和にかけて日本の経済成長を支えました。
「危機管理」の点でみると、日本国有鉄道(国鉄)と私鉄のどちらも、スピードアップと事故、そしてその対策の歴史でもありました。
1986年12月28日、翌年の国鉄民営化を控えていた暮れに、兵庫県山陰本線の余部鉄橋を渡っていた「お座敷列車みやび」が、風速33m/sの突風にあおられ、思いディーゼル機関車以外の客車が全て41m下に転落するという事故がありました。
当時私は10歳の小学生でしたが、連日新聞記事ををスクラップしていたのを思い出します。
自然災害や人為的ミスがある度に、対策がとられていきました。
令和時代に入り、コロナ禍で乗客が減った影響も大きく、全国のローカル線が不採算となり、廃止されるケースが相次ぎました。
都市部でも、昔のダイヤ改正は「スピードアップ」「始発早める」「終電遅くする」というのがサービス向上の目玉でした。
けれど近年は真逆になる事も。
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鉄道輸送のメリットは「大量輸送」。
「人」や「貨物」が減り、その特徴を生かせなくなってきたのが最大の要因です。
伸びているのが新幹線で、北海道新幹線、北陸新幹線、西九州新幹線が建設中です。
人口減少の少子高齢社会に対応するため鉄道がどうなるか?
目が離せません。
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